こんにちは、裏紙日記のJunです。
私はKindle Unlimitedに会員登録していて定期的に良い本がないかを探しています。その時に目に入ったのが【賢者の書(著:喜多川泰)】という本でした。実際に読んでみると、自分の今後の生き方を考えさせられる内容でした。
そこで今回は、【賢者の書】を読んだ感想を書いていきます。
読むかどうか検討している人は参考にしていただければと思います。
目次
【賢者の書】を読んで欲しい人
【賢者の書】は以下のような人にぜひ読んでいただきたいです。
今の時代は特に、先の人生で豊かな生活をしたいと思う人が多いのではないかと感じています。
私も同じように思っていて、自分で稼ぐ力を身に付けて会社という枠組みに縛られずにやりたいことをやる人生にしたいと思っています。
ただ、豊かな生活をするために何を心がけたら良いかわからない人や、人生のコンパスがまだ見つけられていない人は多いのではないかと思います。
実際に私も【賢者の書】を読んで生き方を見直すきっかけになり、毎日を目標に向かって生きていくことができるようになりました。
なので豊かな人生を送りたいと思っている人にぜひ読んでいただき、本の内容を意識して欲しいと思います。
【賢者の書】のあらすじ
まずは物語のあらすじから紹介します。
幸せな人生を夢見る少年サイードが14歳の誕生日に、近所の老人ジャミスに「賢者の書」と「自らの生き方を決める旅」をプレゼントされ、賢者になるための旅に出ることを決めました。
旅の中で9人の賢者と出会い、それぞれの賢者から一つずつ生き方の教えをもらいます。その教えの根底の部分を理解することができるとパズルのピースが貰え、9つのピースを揃えて自分の目指す最高の賢者になる旅を綴るという内容です。
【賢者の書】を読んだ感想
【賢者の書】を読んだ感想は以下の3点です。
すごく読みやすくて、豊かな生き方をしたい思っている人にはぜひ読んでもらいたいと感じた一冊でした。
賢者から教えてもらう9個のマインドセットは、多くの自己啓発本やマインドセットのほんにも書かれている内容をまとめたもので、【賢者の書】を何度も読めば豊かな人生にするマインドセットを身に着けることができると感じました。
【賢者の書】は14歳の主人公の物語で、「難しい内容が少ない小説」という感覚で読めるので、誰でもさらっと読めるし、何度も読みやすい本だと思いました。
ただ、【賢者の書】で述べられている「考え方」を主人公と同じ年齢の14歳では理解することは難しいのではないかと思いましたので、高校生〜大学生ぐらいの生き方を考え直す時期に読むと効果の高い本だと感じました。
また、章の最後にそれぞれの賢者から教えてもらった内容のまとめがあるので復習もしやすいです。
読み直す時はこのまとめだけ読めば内容を思い出すこともできるので、反復して読むハードルがすごく低いです。
実際に私も「まとめ」の部分は何度も読み直して思い出すようにしています。
【賢者の書】から得た生き方3つ
この本を読んで、特に自分が惹かれた点を3つ紹介します。
実際には物語中で9つの学びがありますが、今回は全ては記載せずに自分が特に惹かれた点をピックアップして紹介します。
1つ目:「行動」をして経験を得る
1点目に私が惹かれたのは、「行動」をして経験を得るという点です。
多くの自己啓発本でもキーワードになっているのが「行動」です。
ただ、それは分かっているけどなかなか行動に移せない人も多いと思います。
では、なぜ行動することが大事だと多くの本で言われるのでしょうか?
その理由を本書では、
ーーー”行動することで「人生」という一枚の絵を完成させるためのパズルのピース(経験)が得られるから”
と表現されています。
経験という言葉を使うだけでなく、自分の人生を完成させるための要素を見つけに行くというニュアンスがすごく理解しやすかったです。
そして行動をするときの意識として大切なのが以下の2点です。
行動することによる「成功」や「失敗」という結果ばかり意識してしまう人が多いですが、行動の対価として「成功」や「失敗」だけで終わるのはもったいないです。
実際には行動したことによって、成功や失敗といった「経験(パズルのピース)」を得ることができ、そのピースをどうやって使うかを考えることで理想の人生(完成した一枚の絵)の完成に近づくと書かれています。
そのため、行動に何かを期待したり失敗を恐れたりする必要はなく、大切なことは経験を積む(ピースを集める)ためにたくさんの行動を起こし、行動して得た経験(パズルのピース)をよく観察して、どうやって使うかを考えることなのです。
2つ目:「言葉」が自分を形成する
2点目に私が惹かれたのは、「言葉」が自分を形成するという部分です。
人生は言葉によって作られており、その人に起こる出来事はその人が使う言葉に影響を受けると書かれていました。
実際、前向きな発言の多い人は幸せな人生を送っている人が多く、後ろ向きな発言が多い人は他者を羨んでいる人が多いように感じます。
本書では人生に影響を与える言葉には、以下2種類があると書かれていました。
言葉と聞くと前者の「音として口で発する言葉」を思い浮かべますが、実は自分が一番聞く言葉は「自分の心の中の言葉」なのです。
人は聞いた言葉に影響を受けて人生の方向性を決める傾向があるそうです。
自分の人生に最も影響を与えるのは他人から聞いた言葉よりも、一番多く聞く「自分の心の中の言葉」なのです。
そのため将来の自分を形成するのは、周りの環境以上に自分が使った言葉だと言えます。
自分の目標があるのであれば、目標にたどり着いた自分が使うであろう言葉を使う習慣をつけることで目標に近づけるのではないかと思います。
3つ目:謙虚な「学ぶ姿勢」が学びを最大化する
本書を読んで大切だと感じた3点目は、謙虚な「学ぶ姿勢」が学びを最大化するという点です。
この「学ぶ姿勢」は本書で賢者から教わる項目の中にはありませんが、この本を読んで自分が非常に大切だと思ったためピックアップしました。
私が【賢者の書】を読んで、「学ぶ姿勢」として大切な意識が以下の3点だと感じました。
はじめに、学ぶ姿勢を持つ上で最も大切なことが「謙虚である」ということです。
謙虚に学ぶということは、「1つのことから多くのことを学び、それを自分に当てはめること」だと思います。
何を学ぶにしても、「謙虚」に自分は知らないことばかりであるという意識を持っていないと、学ぶきっかけを逃してしまいます。
日常のどんなことからでも学びはたくさんありますが、自分に驕りがあるとそれらに気づくことができません。
特に自分の学びに直結しやすいのが、「経験からの学び」だと思います。
自分の経験の中での失敗や成功をテーマに
- なぜそのような結果になったか?
- 次に同じことをやるならどうするか?
- 他のことでは何に当てはめられるか?
例えば以上3つのことを考えるだけで、1つの経験から3つ学びを得ることができます。
自分の目標に近づくためにも、いろいろなことから謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けて欲しいです。
まとめ
以上が自分が【賢者の書】を読んで惹かれた3つの項目でした。
実際にはもっとたくさんの学びがありますが、今回は3つにピックアップしました。
これで自分も生き方を見直すことができ、読んでからの毎日をエネルギッシュに生きることができるようになりました。
豊かな人生を送りたいを思う人は是非読んで欲しいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました*
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