裏紙日記
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4.米国株投資

【1月14日】米国株相場の振り返りと注目ニュース

こんにちは。裏紙日記です。

この記事では、今日の相場とニュース、明日の相場の予想を完結にまとめていきます。
今日の振り返りと明日以降の参考にしていただければと思っています。

昨日の予想の振り返り

昨日の相場に関しての記事はこちらです。

【1月13日】米国株相場の振り返りと注目ニュース
https://seki-log.com/dollar-stocks/1-13-market

1月14日の株価前日比

$CXSE          +0.1%
$NIO           +0.17%
$BABA          +4.29%
$TSLA          +0.58%
$ICLN(クリエネ代表)  +0.49%

昨日予想した銘柄の株価前日比を上にまとめました。

はい、見事なまでに全部上昇でした。笑
中国株の動きを見ると、$CXSEや $BABAは14時前をきっかけに大きな買いが入っています。
これは、ロイター誌によると、
「トランプ米政権は、中国のアリババBABAと騰訊控股(テンセント)0700、百度(バイドゥ)BIDUを投資禁止の対象となるブラックリストに追加する方針を撤回した。」
という記事が13時44分に出されていました。時刻や内容を見ても間違いなくこれが要因だとわかります。
今回は投資禁止からは免れましたが、他にも9社のブラックリスト候補の企業があるようですので、中国銘柄のリスクはまだ残っています。

$TSLAはもっと上がると思っていましたが、ここまで反応がないと投資家が少し弱気になってきているという印象を持ちました。
この弱気傾向は、$NIOの続伸や$TSLA関連のクリエネなどの銘柄の買われすぎなども理由の一つになっているのではと考えます。
$TSLA自体はまだ買い相場だとしても、関連セクターに不安が出始めるとそれに連動して弱気になることも考えられます。
この調整のような下落が続いていくようであれば、$TSLAの急落にも注意した方がいいかもしれません。

今日の相場の振り返り

今日の相場では、昨日下落傾向だったGAFAM、ヘルスケア銘柄が上昇に転じ、クリーンエネルギーもわずかに上昇しました。

GAFAMは最近横ばいの調整局面を迎えており、今日の相場でも大きくは上昇せず、1~2%のわずかな上昇となりました。
ダウやNASDAQ全体を通して見ても、大きな上昇、下落は見られず、全体を通して横ばいの相場となりました。

次にヘルスケア分野は、全体を平均してみると堅調に上昇している印象があります。
ただ、今日の相場を見ても値動きが少ない銘柄もあればモメンタムの大きい銘柄もあり、安定するのが難しいセクターだと感じています。
そのため、私の考えとしては$VHTや$IXJなどのヘルスケアETFに投資することをお勧めします。
理由としては、ボラティリティが大きく先を予想するのが難しいという欠点はありますが、長期的に期待できる利点を生かして分散投資で欠点を補うことができるからです。
最近の相場では、ヘルスケア分野を全体としてみると少しずつ上げていることがわかります。
なので、こういった値動きの難しいセクターは分散投資ができるETFで堅調に上げていくことも安定戦略の一つになります。

反対に、昨日まで上昇していた半導体関連銘柄と原油・ガスの分野は渋い曲面となりました。

ただ半導体関連銘柄については、今日の下落が良い調整となり、この後の相場に良い影響を与えると予想しています。
後にも記述しますが今日好決算があった$TSMが寄せから急騰するのではないかとの見通しで、それに半導体製造装置の銘柄が連動して上昇するのではないかと考えています。
これが今日調整相場となったので、これから買いに入る投資家は入りやすくなったのではないかと思います。

今日の注目ニュース

今日の注目ニュースは、上画像の2点です。どちらも個別銘柄関連ですが、重要なニュースでした。

1つ目が、ZOOMが15億ドルの公募増資を発表し、JPモルガンを単独主幹事にしたニュースです。
公募増資とは新たに株式を発行することをいい、市場に出回る株式総数が増えるため株価の下落に繋がると日本では考えられがちですが、ZOOMはこれまでずっと好決算を続けており、最近は株価を下げていますがIPO時と比べると5倍近くは上昇しています。
好決算を出し続けた上でここまで株価上昇したタイミングでの公募増資は、事業開発費や企業買収費の調達という意味合いが強く、大きく成長するための一時的な借入に近いイメージと感じています。
これから急騰か急落の局面を迎えることが予想できますので、ポジションを持っている人は注意が必要です。

2つ目が、TSMC(台湾セミコンダクター)が第4四半期で過去最高益の決算を出したというニュースです。
TSMCは世界最大手の半導体製造メーカーで、売上高・純利益共に前年同期比20%以上という好決算を出しました。
これは、新型コロナウイルスの流行に伴う在宅勤務の増加や、新型iPhone12の発売により、高性能半導体の需要が拡大したことが要因になったと発表しています。
半導体分野は、EVにも搭載されるため今後もより需要が大きくなるセクターですので、まだまだ今後も好決算を出していくのではないかと考えています。

明日の相場の予想

上述のニュースを材料に、明日の米国株式相場を予想したものが上の画像です。

まず、ZOOMが15億ドルの公募増資を発表し、JPモルガンを単独主幹事にしたニュースにより、$ZMは長期的に上昇相場にトレンド転換すると考えています。
今回の公募増資を好材料として、現在の株価周辺で押し目となりこれからのZOOMの成長と共に$ZMの株価もぐんぐん上昇していくのではないかと予想しています。
また、ZOOMの公募増資に関して他にも重要な点が、JPモルガンが単独の主幹事になったということです。
ZOOMのIPO時の幹事には、モルガン・スタンレーやゴールドマンサックスなどもいましたが、今回の公募増資の目論見書にはJPモルガンしか署名がありませんでした。
ZOOMがJPモルガン1本に絞ったというイメージです。
これもあり、単独主幹事となった$JPMは明日の相場で急騰し、幹事を外されてしまった$MS, $GS, $CSGNは一時的に下落局面になるのではないかと考えています。

次にTSMC(台湾セミコンダクター)が第4四半期で過去最高益の決算を出したというニュースにより、今日調整相場を経験した$TSMは明日の相場で急騰することが考えられます。
また、世界最大手の半導体製造メーカーの好決算に連動して$AMATなどの半導体製造装置の分野も上昇していくと考えています。
半導体銘柄は今後も続伸する製造分野だと思いますので今仕込んでも遅くないと考えています。

今日の考察はここまでです。
ここまで読んでいただきありがとうございました*
今後の参考にしていただければと思います。

才能人応援哲学者
Jun
温泉や散歩が好きで1人でよく哲学者しています。笑 ブロガーさんを中心に、頑張ろうとしている人を自分ができる範囲で1人1人支える活動をしています。 自分を応援してくださる人が増えたらやりたいことがあるので、ぜひメッセージしてあげてください笑
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