裏紙日記
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「優しい神童」LiDAR開発 Luminar【LAZR】CEO オースティン・ラッセル

皆さんはLiDARという自動運転自動車に必須のテクノロジーをご存知でしょうか。
LiDARとは赤外線レーザー使って障害物を3Dに捉える「自動運転の目」として必須の技術です。
このLiDARを開発するスタートアップ企業の一つが「Luminar【ticker:LAZR】」という企業です。

Luminar and Volvo Demonstrate Advanced LiDAR Perception Technology -  LEDinside
(参照: Volve/Luminar)

今回は、「神童」とも言われる現在25歳のLuminarの創業者”オースティン・ラッセルCEO”に着目して、彼の「神童」と呼ばれる理由を「生い立ち・人物像・ビジョン」という形でまとめていきます。
これを機会にLuminarに興味を持っていただき、一緒に応援できる人が増えたらと思います。

Luminar ラッセルCEOの生い立ち

Luminar創業者のラッセルCEOが「神童」と言われる理由を、彼の生い立ちから知っていただきたいと思います。

ラッセルCEOの生い立ち

  • 2歳 元素周期表を全て暗記する
  • 12歳 携帯電話を買ってもらえず、DSを改造して携帯電話を作る
  • 13歳 初の特許取得
  • 高校時代 AR・ワイヤレス給電のプロジェクトに参加
  • 17歳 スタンフォード大学入学も、中退して「Luminar」創業
  • 23歳 Foebes「30歳以下のイノベーター30人」に選出
  • 25歳 資産2500億円「最も若いセルフメイドのビリオネラ」

ラッセルCEOの生い立ちを調べると、まず2歳の時にはすでに元素周期表を全て暗記していたそうです。生まれて間もない頃から神童の片鱗が見えていたのでしょうか。
そして最初に開花したのが12歳の時です。親から携帯電話を買ってもらえないことから、自分のDSを改造して携帯電話を作ってしまったそうです。天才とは考えることがわかりません。笑 12歳でできることを圧倒的に凌駕していますよね。笑
そして13歳で初めて特許を取得しました。内容は「地下水をリサイクルして庭の水やりをするシステム」。なんと素敵なシステムでしょうか。環境に配慮した技術の特許という点にすごく好感を持ちます。そしてこれが13歳の時です。
その後の高校時代には研究所ですでにARやワイヤレス給電のプロジェクトに参加していたそうです。おそらく10年ほど前になりますが、この頃から現代2020年に転換期を迎える技術を研究開発する立場で携わっていたのですね。
その後はスタンフォード大に入学しますが、すぐに中退して経営の道に進むことになります。この時、お世話になったのがペイパルの共同創業者のピーター・ティールだったようです。ピーターティールが手掛ける「ティール・フェローシップ」という奨学金制度があります。これはずば抜けた才能を持ち、大学を中退して夢を追求することを条件に10万ドルを提供する制度です。この制度によりピーター・ティールに支援をもらうことになりますが、この時からすでにピーター・ティールの一目置く注目の人物だったと言われています。創業時はピーター・ティールだけでなく、大手カメラGoPro創業者のニック・ウッドマンからの支援も受ける注目度でした。
こうした経歴でLuminarを創業しLiDARの開発を進めていた時、2018年、23歳という若さでラッセルCEOはForbes「30歳以下のイノベーター30人」に選出されました。
その後2020年にLuminarはSPACによるNASDAQ株式上場を果たすことができ、時価総額は大きく上昇しました。この時、発行株式の1/3を保有していたラッセルCEOは資産を大きく伸ばし、25歳という若さで保有資産2500億円に達しました。これは「最も若いセルフメイドのビリオネラ」として記録されているようです。

ラッセルCEOは、子供の頃から破格の探究心・開発力を持つ「神童」という呼称が最適な人物だとわかりました。

Luminar ラッセルCEOの人物像

私が調査して感じたラッセルCEOの人物像は、「深い探究心と優しさに溢れた神童」というイメージを持ちました。
こうしたラッセルCEOの人物像がわかるエピソードを2つ紹介します。

1つ目のエピソードがSPAC協議時のことです。
ちなみにSPACとは企業との合併により簡単な手続きで株式上場するシステムです。(簡単とは言ってももちろん複雑なステップです。)
このSPAC協議にあたって、ラッセルCEOはSPACのシステムを徹底的に調べて理解し、その場に同席したベテランの専門家でも難しいところまで知識を持っていたというエピソードがあります。さらに協議の中でも多くの質問によってさらに知識をつけていたそうです。このエピソードや、TwitterなどのSNSは使わず、WikipediaやYouTubeで情報を集めているというライフスタイルから、非常にい深い探究心を持つ人なのだと感じました。

2つ目のエピソードは13歳の時に特許を取得した時のことです。
この特許は「地下水をリサイクルするシステム」であり、注目すべきは技術的な側面だけでなく環境に優しいシステムを作っている点です。
次に書く「ラッセルCEOのビジョン」にも繋がる話ですが、技術的で革新的なシステムだけでなく、そこに優しい想いを込めた開発を行っているように私は感じました。

こうしたエピソードから、私はラッセルCEOには「深い探究心と優しさに溢れた神童」というイメージを持ちました。

Luminar ラッセルCEOのビジョン

自動運転が変える交通社会 | MEIJO RESEARCH | 名城大学

最後に、Luminar創業者のラッセルCEOの将来的なビジョンを皆さんに共有したいと思います。

彼のビジョンは「自動車事故の根絶」です。

WHOは2018年に「世界で年間135万人が交通事故で命を落としている。」と発表しました。この数字は、24秒に1人が交通事故で命を落としていることを意味します。
そこでラッセルCEOは自動車事故を根絶することを目標に、自動運転自動車の重要な判断材料となる高性能高解像度のLiDARの開発に専念することにしました。

多くの人が命を落とすきっかけになってしまった自動車は、現在自動運転への転換期となっています。
ただ、ここでラッセルCEOが懸念している部分が一つあります。

「今最も恐れていることは、安全ではない自律自動車が時期尚早に出回ること」

自動での運転が可能になっても、それが事故を起こす可能性が残っていたり、安全ではない部分がある状態で普及することはラッセルCEOは望んでいません。

「全ての車にLiDARが搭載されて、新しい安全技術としてLiDARが広く普及した時に初めて目標達成が実感できる」

このような言葉を公表しているラッセルCEOはやはり優しさが根底にある人で、この人が開発する技術が世界に広まって欲しいと私も願っています。

才能人応援哲学者
Jun
温泉や散歩が好きで1人でよく哲学者しています。笑 ブロガーさんを中心に、頑張ろうとしている人を自分ができる範囲で1人1人支える活動をしています。 自分を応援してくださる人が増えたらやりたいことがあるので、ぜひメッセージしてあげてください笑
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