こんにちは。
裏紙日記では、
一つのトピックから考えた自分の考察を書いたり
毎週一冊は本の感想を書いています。
この記事は、以下のような人に是非読んでいただき、人生を豊かにして欲しいです。
- 何か始めたいけど自分に何ができるかわからない人
- 自分ならではのコンテンツを作りたい人
以前、吉本所属の芸人:本多修さんがTwitterで投稿した「前澤社長の作り方」の動画が現在3万いいねを越えるほどの大ブレイクとなった。
この動画は、「パラデル漫画」という新たなアイデアのコンテンツを発信した事でブレイクした。
私の考えでは、この「パラデル漫画」のようなバズる新たなコンテンツが生み出されるためには、以下の方程式が成り立つ必要があると感じた。
バズる新たなコンテンツ = 経験値 × 発想力 × 感情
この新たなコンテンツ創出のための方程式は、仕事、趣味、日常を楽しむためにのことのようにどんなことでも使えるはずだと考えられる。
ここからは、私が「パラデル漫画」というコンテンツからこの方程式が組み立てられた経緯、どんな応用ができるかを紹介します。
目次
「パラデル漫画」ってどんなコンテンツ?
「パラデル漫画」とは、「パラパラ漫画」と「飛び出る」を組み合わせたコンテンツで、紙にデザインされた漫画と現実世界をリンクして、デザインの中に物を投げ入れたりデザインの中から飛び出したりといった演出を取り入れたパラパラ漫画である。
上の動画は、実際に本多修さんが動画投稿しているチャンネル【本多修のパラデル漫画】で最も再生回数の多い『松本人志の作り方 完全版【パラデル漫画×ワイドナショー】』という動画で、現時点で322万回再生された動画である。
この動画の中では、イラストの中からオリジナルキャラクター「ぱらお」と「ぱらみ」が飛び出てきたり、イラストの中に爪楊枝を刺すと実際にたこ焼きが取り出せる演出があったり、見ていて思わず笑ってしまう演出が取り入れられている。
このようなコンテンツは
- どうやって作り出されたのか
- なんでブレイクしたのか
私の考た結論をお伝えしたいと思います。
「パラデル漫画」はどうやって作り出されたのか?
「パラデル漫画」という新しいコンテンツが作り出された要素としては、以下の二つがあると考えた。
- キャッチーなイラストをかくデザイン力
- 既存のアイデアを組み合わせる発想力
1つ目:キャッチーなイラストをかくデザイン力
まずこのコンテンツを見て私が感じるたのは、本多修さん自身のデザイン力である。
しかも写真のような絵を描くわけではなく、キャラクターをデフォルメしたような、キャッチーで漫画の様なイラストを描かれている。
これがブレイクした一つ目の理由だと私は思った。
なぜなら、写真のようなリアルな絵よりも漫画のようなキャッチーなイラストの方が、観る人を身近に感じさせることができると思ったからである。
そして、それができたのは本多修さん本人の絵を描いてきた経験値なのではないかと思った。
この経験値からなるイラストがコンテンツの土台となって、「パラデル漫画」を支えているのではないかと感じている。
この土台が弱いと、そもそもヒットに繋がらなかったり、ヒットしても土台が強固な新しいコンテンツに追い抜かれてしまうことが考えられる。
なので、もしあなたが新しいコンテンツを作り出したいと思ったら、まずは自分がこれまで時間を使って経験してきたことから考えるといいと思う。
スポーツに時間を使った人、人を笑わせる事に時間を使った人、などの小さいことでも、かけてきた時間が長ければ長いほど経験値として身に付いている。
その経験値を活用したコンテンツを作り出せば土台の部分は強いものにできるはずだと思う。
2つ目:既存のアイデアを組み合わせる発想力
次に私が感じたのは、「パラデル漫画」を生み出した発想力である。
「パラデル漫画」は、「パラパラ漫画」と「飛び出す」という二つが組み合わさっていて、このアイデアを誰よりも早く見つけ出したことでヒットしたとわかる。
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
出典:「アイデアのつくり方」ジェームス・W・ヤング
ジェームス・W・ヤングの名言にもあるように、新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせで生み出される。
ただ、この新しい発想は何もせずとも生まれるわけではなく、意識して掛け合わせようと思わないと生まれることはないと私は思っている。
そのため、いろんなアイデアを組み合わせて、その中で自分の経験的にできると思って生み出されたのが「パラデル漫画」だったのではないかと思う。
このような発想力は、日頃から新しいアイデアにアンテナを立てて生活することで育まれるものだと考えている。
日常からアンテナを張って意識的にインプットすることで、時間を使って考えたときに突然新しいアイデアを閃く時がある。
このように、新しいコンテンツを生み出すためには、一つ目に示したような長い時間をかけて経験を積んだ領域をベースに、他の要素と掛け算するために日常から意識的にインプット量を増やすことが大切なのではないかと考えた。
次に、「パラデル漫画」がなんでブレイクしたか、私が考えた、感じたことをお伝えします。
「パラデル漫画」はなんでブレイクしたか?
「パラデル漫画」という新しいコンテンツがブレイクした理由は、私が思うには「観た人の感情を動かした」という点にあると考えている。
3つ目:観た人の感情を動かした
「パラデル漫画」をブレイクさせたのは、観た人の感情を動かしたからだと感じた。
この「感情を動かす」ということコンテンツが”バズる”ためにはなくてはならないことだと考えている。
あるコンテンツを観た人の記憶に残すためには、「面白かった」「怖かった」「切なくなった」など、観た人を感動させることこそが必要不可欠である。
そのコンテンツに感情の変化がないと、いくら新しいことをしていても人の心に残らずに流れてしまう。
「パラデル漫画」では、コマ送りの動画の中で面白い演出がたくさん散りばめられている。
こう行った、観る人を楽しませるサービス精神のような、感情を動かす演出が「パラデル漫画」というコンテンツをブレイクさせた最大の要素なのではないかと考えることができた。
まとめ
バズる新たなコンテンツ = 経験値 × 発想力 × 感情
「パラデル漫画」から、以上の方程式がバズる新たなコンテンツを生み出す方程式なのではないかと学ぶことができた。
この方程式は、新たなコンテンツとして生み出すためだけでなく、日常を楽しむ小さなアイデアを考える時にも使える。
いろんなことにアンテナを張って自分の得意な領域と組み合わせてできたコンテンツは、絶対に作っている自分が楽しく、その熱意が必ず観ている人にも伝わり感情を動かすものになると思います。
ぜひ、これを読んでいただいた皆さんも小さなことでも何かアイデアを考えて、自分ならではの物を生み出して欲しいです。
また、それが私の目で見ることができたらすごく嬉しいです*