こんにちは。
裏紙日記では、
一つのトピックから考えた自分の考察を書いたり
毎週一冊は本の感想を書いています。
この記事は、以下のような人に是非読んでいただきたいです。
- 視野を広げて物を見れるようになりたい人
- ゲームから価値を見出したい人
- シャドウバースをプレイしている人
この記事では、人気スマホカードゲーム:「シャドウバース」を4年前のリリース初期から、プレイしている自分が感じたことや、転用できる人生哲学をお伝えします。
自分の考えでは、
- 相手の視点で考えること
- 大局観を意識すること
という2つの視点がこのゲームで勝つためには必要なスキルだと感じた。
この2つの視点はカードゲームで勝つためには必須と言えるスキルだと思うし、これらは何も考えずにプレイしていて身につく物ではなく、意識して初めてこの視点を持つことができる。
このような視点の切り替えは、もちろんカードゲームだけではなく、人生において、仕事でも日常生活にもあると豊かになる考え方だと思う。
なので、自分がシャドウバースをプレイして感じた視点についてのこと、そこから考えられることをお伝えできればと思っています。
目次
「シャドウバース」ってどんなゲーム?
「シャドウバース」は、スマホやPCでプレイすることができる1体1のデジタルカードゲームと言われる領域のゲームである。
進行は各プレイヤーのターン制で進み、相手より先に相手のライフポイントを0にできれば勝利となる。
ターン数を重ねるごとにPP(プレイポイント)と呼ばれる、そのターンに使用できるカードのコストの合計値が増えていき、終盤になる程カードパワーの高いカードをプレイすることができるようになる。
わかる人は、「デュエル・マスターズ」のマナと似た概念だと思ってもらうとわかりやすい。
5ターン目はプレイできるカードのコストの合計が最大5まで、
10ターン目は10コスト分プレイすることができるため、
終盤になるほどプレイの自由度が大きくなり、プレイングの差が出やすくなってくる。
このようなゲームの競技性や、プレイ人口の増加により、今では「e-sports」としてプロの選手が活躍していたり、賞金最大100万ドルの世界大会が行われるほどの人気ゲームである。
「シャドウバース」の概要についてはここまでにして、ここからが「シャドウバース」から得た学びをお伝えします。
シャドウバースから得た学び
自分が「シャドウバース」を4年間プレイして身に付けた以下の2つの視点を紹介します。
- 相手の視点で考えること
- 大局観を意識すること
1つ目:相手の視点で考えること
自分が「シャドウバース」をプレイして、勝つために必要だと感じたことの一つ目は、「相手の視点で考えること」である。
「シャドウバース」で勝つための方針としては、大きく分けて2つの考え方がある。
- 強いカードを押し付けて押し切る方法
- 相手の勝ち筋を無くして勝つ方法
どちらの戦い方をする時でも、この相手の視点で考えるということは必要になってくる。
強いカードで押し切る前者の方法では、相手に処理できない盤面を押し付ける戦法だが、先に押し付けられると処理が苦手であったり、処理されてしまうと勝ち筋が少なくなってしまうことが多い。
そこで相手視点で考えると、
このデッキタイプで処理が強いカードはこのカードだから、それを持っていても強く使えない盤面を作る意識を持とう
と考えることができるようになり、1つのカードをケアできるだけで勝率が一気に伸びることがある。
また、相手目線だと先に押し付けて勝ちたいと考えるはずだから、逆に相手の動きをコントロールして勝ち筋を細くするのも相手視点で見たことで考えられることである。
相手の勝ち筋を無くして勝つ後者の戦法では、
相手が今持っているカードを予測して、今自分が持っているカードを最適に使うことができれば勝率は大幅に上がる。
そのため、相手がプレイしたカードの理由を考えて、
このタイミングでこのカードをプレイしたってことは、あのカードは持っていないのでははいか?といった予測が建てられるようになる。
このように相手の視点で考えられると実際の自分の体験からも「シャドウバース」の勝率は大きく上がるし、日常生活における人間関係の構築にも役に立つ。
例えば友人の相談に乗っている時、自分が最善だと思う解決策を示すばかりではなく、相手の立場に立って考えてみると、共感して欲しいのかもしれないなと気づくことができる。
仕事で何かプレゼンを行うときも、自分はいいプレゼン資料ができた!と思っていても、聞き手はわかりにくいものになっているかもしれない。聞き手の立場に立てる意識を持つと、こういう発表の仕方の方が理解しやすいなと気づくことができる。
このように、相手の視点で考えることは、カードゲームの領域だけでなく、日常生活や仕事の場でも非常に役に立つ考え方であるとわかる。
2つ目:大局観を意識すること
2つ目に「シャドバース」をプレイして身に付けた視点は、大局観を意識することである。
「シャドウバース」で勝つためには、相手の視点で考えるという近い時間の視点だけでなく、「何ターン目に勝ちにいくか」というそのゲームの大局観を見る視点が持てるとさらに勝率を上げることができる。
この自分の手札なら7ターン目に勝ちに行ける!と思ったら、7ターン目に勝つためのプレイングをすることができる。
そのゴール地点が見えると、
- それまでに相手のライフポイントをどこまで削る必要があるか
- 今のターンは何を仕込むべきか
このように、ゴールから逆算したプレイができるようになり、相手のプレイにもぶれずに自分のゴールに向かうことができるようになる。
これはまさに日常生活で意識できると生活が何倍も充実したものにすることができる。
今日1日、明日、明後日を惰性で生かされたような生活をするよりも、人生全体の大局観を持って、何歳までに結婚したいという目標があるなら、そのために何をするべきかが明確になる。
自分の人生における目標のためにすべきことはなんだって楽しくやれるに違いない。
そうやって目標のために行動すると、自分が真に欲しているものが得られ、目標に近づいた実感と共に自信にもつながる。
このように、大局観を意識することは、言い方を変えるとゴールを設定する、目標を決めることにも似ていて、いつかの自分の充実のためにも、今の自分の充実のためにも、なくてはならない事に他ならないと思う。
まとめ
- 相手の視点で考えること
- 大局観を意識すること
以上が自分が4年間「シャドウバース」をやってきて感じた大切な視点です。
この視点はカードゲームの領域内だけでなく、生きていく上で非常に役に立つ考え方です。
自分の今見えている目線でしか考えられないと表面上のとこにしか目がいかない。
より高い視座で、いろんな視点で考えられる人が豊かな人生を送れるんだろうと思います。