こんにちは。
裏紙日記では、
話題のトピックから考えた自分の考察を書いたり
毎週一冊は本の感想を書いています。
この記事は、以下のような人に是非読んでいただきたいです。
- 失敗を恐れて自信が持てない人
- 何かに挑戦したいと思っている人
この記事では、今では知らない人のいないほど有名なファストファッションブランド・ユニクロの創業者:柳井正社長の行動や言動から、自分が感じたことや、転用できる人生哲学をお伝えします。
自分の考えでは、「失敗から学ぶこと」「挑戦し続けること」という2つの信念が柳井社長を成功させたのではないかと感じました。
自分は少し前までは柳井社長のことはあまり知らず、超大手ブランドの社長だからということで成功し続けたエリートで自分とは世界の違う人なのかなと思っていた。
が、蓋を開けると学生時代は遊びにふけり、いわゆる怠け者だったと聞く。
さらに、父親が経営する「小郡商事」に入社し、それから父親の跡を継ぎ社長に就任するも、従業員がついてこず、失敗の連続だったようだ。
しかし、現在では知らない人はいないほど超大手ブランドを経営している。
そのような成功を修めることができた理由は、「失敗から学び続けたこと」と「挑戦し続けたこと」だと自分は感じている。
なので、柳井社長から自分が感じたこと、そこから考えられることをお伝えできればと思っています。
目次
柳井社長から得た学び
自分柳井社長の行動や言動から感じた人生哲学を紹介します。
1つ目:失敗から学び続けること
柳井社長の一番の成功哲学は、「失敗から学び続けること」だったのではないかと感じた。
それは、以前Forbesに掲載された柳井社長の言葉
「失敗に学ぶことと、リカバリーのスピード。これが何より大切である」
という言葉からも失敗を大切にしていたことがわかる。
ではなぜ、失敗がそれほど大切なのか?
それは、失敗が学びの宝庫だからだと自分は思う。
失敗するとマイナスな感情になってしまいがちだが、実際は失敗した経験を得ているのである。
これについては、「賢者の書」の記事で詳しく書いている。
失敗した経験からは非常に多くの学びがある。
まずは、失敗した理由を考える。
例えば、「今日は仕事でうまく時間を使えずにプレゼンの準備が間に合わなかった」という失敗をしたとすると、まずはなんでその失敗をしたかを考える。
すると、「いろんな仕事を引き受けてしまってプレゼンの準備をする時間を取れなくなってしまった」という失敗の原因が見つかる。
次に、どうしたら失敗しなくなるかを考える。
例えば先ほどの例では、「プレゼンの準備に間に合わなくならないように先に準備の時間を確保して、残りの時間で行える仕事を引き受けよう」という改善策を考えることができる。
たったこれだけでも、同じ失敗をしないための失敗の原因と解決策を考えることができ、それは仕事以外にも転用できる学びとして定着する。
また、例の失敗をもう一つ次元を上げて考えると、「プレゼンの準備の時間を取れなかった」ということが原因で「プレゼンをダメにしてしまった」という失敗をしたと考えることもできる。
すると、実は準備の時間以外にも他の原因があることも考えられ、
- プレゼンの時間設定を間違えてしまったことが原因
- 余裕を持ってプレゼンの時間をセッティングする
- プレゼン資料の完成度を追い求めすぎたことが原因
- 時間がないなら必要ないものは省く
あくまでも一例だが、このように別の失敗の原因が見つかったり、改善策が見えてくることもある。
ここまで学ぶことができたら、この失敗は今後の人生においては大きなターニングポイントになり、自分の飛躍的な成長のきっかけになるに違いない。
失敗してしまったものはもう戻ることはできない。
だからこそ、くよくよしている場合ではなく、その失敗を自分の糧にして成長し、次同じことがあった時に失敗しないようにすれば良い。
2つ目:挑戦し続けること
次に、柳井社長の言動や行動から「挑戦し続けたこと」という2つ目の成功哲学が甲斐見えた。
柳井社長は、失敗の哲学と同様に挑戦することの大切さにも数多く言及している。
柳井社長が自分の功績をまとめた本には、『一勝九敗』という著書があるほど失敗を恐れずに挑戦し続けていることがわかる。
なぜこれほどまでに挑戦し続けることができるのかを考えると、失敗する経験が得られるからという理由もあるのではないかと思う。
挑戦するということはただの行動ではなく、自分の領域の外に出る行動だと自分は捉えている。
挑戦する時は自分の知らない地に向かうわけだから、失敗するに決まっているのではないかと思う。
そこで得られた失敗の経験は、自分が初めて経験したことになるので、非常に多くの学びがあるに違いない。
それをしっかりと分解して自分の中に落とし込むと、それは大きな大きな成長になり、次の挑戦への支えになるはずである。
こうして次へ次へと挑戦を続けていくと、気づいたら自分の人間力が今までとは比べ物にならないぐらい大きくなっていて、自分の目指す成功がどんどん近いものになっていくのではないかと思う。
が、ここで気をつけないといけないのは、挑戦を続ける上でも失敗から学ぶことは怠ってはいけないということである。
失敗から学ぶことを止めれば、その挑戦はただの運試しになってしまう。
挑戦と失敗は、正反対の言葉のように見えて表裏一体なのかもしれない。
まとめ
- 失敗から学び続ける
- 挑戦し続ける
以上が柳井社長の言動や行動から学んだ人生哲学です。
実際にインタビューしてお話を聞いているわけではないので本人の意識、意図と多少なりとも異なる部分はあると思いますが、自分は柳井社長が挑戦し続け、失敗から学び続けたことであれほどの成功を修めることができたのではないかと感じています。
ユニクロというブランドは現在すでにトップクラスのファッションブランドになっていることは間違いないが、柳井社長にはまだ次の挑戦を考えているのではないかと期待してしまっています。
今後の柳井社長の言動にも注目して、今後どんな挑戦をしていくのか楽しみにしていたいと思います。