【飲食店でアルバイトをしたい人向け】応募から面接までの攻略法

元サイゼリヤ店長の関口です。

皆さん、飲食店でバイトをしたことはありますか?
飲食業は学生はもちろん、フリーターや主婦、サラリーマンの副業などさまざまな方が勤務していて、もはやパート・アルバイト無しでは営業が成り立たたない業種です。

そんな飲食店バイトですが、特に初めての方にとっては結構ハードルが高いんじゃないかなと思います。
応募の電話をしたり、面接をしたり、採用されたとしてもどんな仕事をされられるか分からず不安・・・という方も多いのではないでしょうか。

結論として、飲食店でバイトをすることは全く怖くありませんし、その経験は将来必ず役に立ちます。

過去にアルバイトとしてサイゼリヤで働き、最終的に店長をやっていた僕の経験をもとに、皆さんの不安や疑問を少しでも解消できたら嬉しく思います。

目次

働きたいお店を見つけたら、まずはお客として行ってみる

このお店いいな、という候補を見つけたら、まずは誰かを誘ってお店に食べに行きましょう。(もちろん一人で行ってもいい)

おそらくタウンワークとかの求人誌を見て候補を探す人が多いと思いますが、紙面だけでは勤務条件しか分かりません。
「みんな仲良くアットホームな雰囲気です!」とか書いてあっても信じないでください。あれはただのテンプレートです。

なので応募する前にまずはお客としてお店を利用して雰囲気を確かめてください。そしてお店に行く時間帯は、必ず自分がシフトに入りたいと思っている時間帯に行ってください。
時間帯によって働いている人や売上がガラっと変わるので、自分が働かない時間帯に行ってもあまり意味がありません。

実際にお店に行った時に確認するポイントは

  • 従業員(パート・アルバイト)の表情
  • 店長(または責任者)の雰囲気
  • お店の混み具合
  • どんな客層がいるか

この4点です。詳しく解説します。

従業員(パート・アルバイト)の表情

まずはそこで働いているパートさん、アルバイトさんの表情を見てください。死んでいませんか?
従業員の顔が死んでいる理由はいろいろありますが、基本的にポジティブな理由ではありません。

色んな従業員を見て、ひとりだけ表情が暗いとかの場合はたまたま体調が悪いとか、入ったばかりで緊張しているとかなのでセーフですが、全体的に表情が死んでいる時は要注意。
お店自体の雰囲気が悪い可能性が高いです。

この時点であまり働きたくない店ではあるのですが、それでもこの店が気になっている場合は、日を改めて再度来店しましょう。
この日がたまたま雰囲気が良くなかっただけの可能性もあります。

逆に従業員がみんな明るくて楽しそうに働いている場合は大当たりです。
すぐに応募の準備に入ってください。こういう店はみんな働きたいので、早くしないと採用枠が埋まります。

店長(または責任者)の雰囲気

次に店長または責任者と思われる方を見てください。↑のような顔をしていませんか?

「そもそもどれが店長か分からねえよ」という場合は、見分け方があります。
一人だけ服の色が違ったり(サイゼの場合は黒)、やたら声が出てたり、従業員に指導してたり、店の電話を取ってたりする人が店長(または責任者)です。名札に「店長」って書いてあるパターンもあります。

飲食店は、その店の雰囲気や働きやすさなど、すべてが店長によって決まります。

店長がすごくニコニコしていたり、従業員と談笑(お客に不快に思われない範囲で)していたり、いい意味でイカレてる場合は働くのが楽しくなるので大当たりです。

逆に常に表情が怒っていたり、従業員にキツく言っているのが見えた場合は、その店はやめましょう。自分がそういう目にあいます。

お店の混み具合

今度はお店の混み具合を確認します。満席ですか?それともガラガラ?

満席で待っているお客さんが入り口に溢れかえっている場合、その店は忙しい店です。(少なくともその時間帯は)
忙しい店で働きたい方には最高ですが、そうでもない方には地獄になる可能性があります。

ただ、忙しいとアドレナリンが出て逆にテンションが上がって楽しくなることもあるので、単純に忙しそうだから嫌だ、となるのは少し勿体ないと思います。
忙しいほうが時間の経過が早かったりもするので。

それでも少しでも暇なほうがいいという方は、働く時間を変えるもの手です。
飲食店は基本的に昼食時(11-14時)や夕飯時(18-21時)のいわゆるピークタイムが一番忙しいので、そこを避けて14-18時(アイドルタイム)に働くとか。
とはいえ、その時間帯にピンポイントで募集があるかは店に確認が必要です。

どんな客層がいるか

最後は客層です。周りにどんなお客がいるのか観察しましょう。

飲食店である以上、必ず接客をすることになります。
どんな客層がいいかは人それぞれですが、例えばガラの悪いお客が大勢いる店で接客したくない人は多いんじゃないかと思います。

私の経験では、お店の客単価と時間帯によって客層は大きく変わります。
※客単価・・・売上を客数で割った数字。サイゼは700~850円くらい。

これはあくまで僕の主観であり、誤解を恐れずにいうと低単価の店で夜が遅いほど変なお客が増える傾向があります。
※地域や店の業態にもよるので一概に言えませんが僕の個人的な見解です

もちろん深夜でも殆どは普通のお客さんですよ!ただ、そういう傾向があるよねっていうだけです。

もちろん深夜に働くことをオススメしないわけではなく、深夜のほうが時給が高いので稼ぎたい方にはもってこいの時間帯だと思います。(僕もバイト時代は平日深夜がメインでした)

お店が決まったらさっそく応募する

いいお店が見つかったらさっそく応募してください。
昔は電話で応募するのがほとんどでしたが、今はネット申し込みも増えています。

もし電話で申し込みをする場合は、

  • 電話する時間帯を考える
  • 面接の時間をあらかじめ確保しておく
  • 話す内容を決めておく

この3点に注意してください。それぞれ解説します。

ネットで申し込みする場合は全く考えてなくていいので、次の項目まで読み飛ばしてください。

電話する時間帯を考える

飲食店は基本的に昼食時(11-14時)や夕飯時(18-21時)のいわゆるピークタイムが一番忙しいので、その時間帯にバイト応募の電話がかかってこようものなら、店長は発狂します

ピークタイムで大量の注文や接客に追われれながら、応募者の対応などしていられないからです。
最悪の場合、ピーク中に電話したせいで不採用になることもあります。

ですので、お店が忙しくない時間帯(普通なら15-17時とか)を選んで電話しましょう。

面接の時間をあらかじめ確保しておく

電話をする前に、面接の時間を確保します。3日間くらいでお店が忙しくない時間帯を空けておいてください。

応募の電話で面接の時間を調整することになるのですが、応募先が示した時間に「その日は無理で・・・」となるのはよくありません。

基本的に飲食店の場合、その店舗で面接することになるので、お店の都合に合わせる必要があります。
お店としては、お客の少ない時間帯(通常なら15-17時あたり)に面接を入れたいはずなので、その辺の時間帯を3日間ほど空けておきましょう。

店舗「〇日の〇時からでどうですか?」
自分「大丈夫です!」

と即答できたらベストです。

話す内容を決めておく

あらかじめ何を話すのか決めておきましょう。決めておかないと実際に電話したときに焦って自滅してしまいます。

とはいえ難しいことを話すのではなく、まずはアルバイトに応募したいことを伝えましょう。

「お忙しいところすみません。アルバイトの募集を見てお電話した〇〇と申します。」

これだけ言えば、あとは向こうから聞かれたことに答えるだけでOKです。

何を聞かれるかは店の状況や人によって違うのですが、僕の場合は基本的に長期(1年以上)で働いてくれる方を採用したかったので、どれくらいの期間働きたいかを聞いてました。
それ以外のことは面接で聞く感じですね。

まれに電話の時点で即採用したいと思う方がいたりするので、そういう方には他に応募してるところがあるか聞くこともありましたが、本当に稀な例です(笑)

いざ面接までたどり着いたら

さて、いよいよ面接です。
当然ながら、面接では面接官(店長であることが多い)に聞かれたことを答えてください。

ポイントは、

  • 適当な服で行かない
  • 緊張しすぎない
  • なぜここで働きたいと思ったのかを伝える

この3点が大事です。順番に説明します。

適当な服で行かない

飲食店で働く以上、ある程度の清潔感は大事です。それなりにちゃんとした格好をしていきましょう。

服がシワシワ、髪の毛が寝ぐせでボサボサ、爪が伸びて黒ずんでいる、等は完全にNGです。
受かる気あるんか?と思われます。

高校生なら制服、大学生や主婦ならジーパンにTシャツにジャケットなど。周りから見て清潔感がある身なりで臨みましょう。

僕の店長時代にスーツで面接に来た大学生がいましたが、それだけで好印象でしたし、そんなやつ初めてだったので未だに覚えています(笑)
コイツ・・・本気で受かりにきてやがる・・・!と思いました。

緊張しすぎない

特にバイト未経験の方によくあるのですが、ガチガチに緊張しすぎて全然会話にならないというパターンがあります。
こうならないために、面接官はアイスブレイクという方法で緊張をほぐそうとするのですが、それにしても緊張しすぎでは・・・という光景も少なからずあります。

まずは、面接で緊張するのは当たり前と割り切ること。初めてのバイトなら尚更です。
そのうえで、面接官はあなたを責めたり、粗を探すために質問しているワケではありません。

・この人はちゃんと時間通りにバイトに来てくれるだろうか
・頑張って仕事を覚えてくれるだろうか
・今いるアルバイトたちと仲良く働いてくれるだろうか
・すぐに辞めたりしないだろうか

等々、質問を通じて色々なことを判断しようとしているのです。
なので聞かれたことにハッキリと答えれば大丈夫。分からないことを聞かれたら自信満々に分かりません!と言ってください。

せっかく頑張って面接まで来たのに緊張しすぎて喋れないのは勿体ないと思うので、緊張のし過ぎに注意です。

なぜここで働きたいと思ったのかを伝える

これは絶対に聞かれる質問です。いわゆる志望動機というやつですね。

よく家が近いからとか、飲食店で働きたかったからとか聞くのですが、それだと「じゃあここより近くに店ができたらそっちに行くのか」とか「飲食店ならどこでもいいのか」となってしまうので、ちょっと弱いです。

じゃあどうすればいいか。
この記事を読んで実践した方は、すでに他にはない最強の志望動機を手に入れています。

それは実際にお店を利用して雰囲気を確認していることです。

 

「もともと飲食店で働きたいと思っていたのですが、以前たまたまこの店舗を利用したときに、従業員の方たちがすごく楽しそうに働いていて、自分もその一員として働きたいと思いました。」

「最初は家に一番近いのが理由だったのですが、以前たまたまこの店舗を利用したときに、すごく混んでいてとてもやりがいがありそうに感じたのでここで働きたいと思いました。」

「遊ぶお金が欲しくてバイトを始めようと思ったのですが、以前たまたまこの店舗を利用したときに、店長と思われる方がすごくキビキビと働きながら従業員の方に教えているのを見て、自分もこの店長の下で働きたいと思いました。」

等々。

下見に来た時に感じたことをそのまま志望動機として言うだけOKです。
実際に店舗を利用して感じたことを言っているので説得力もありますし、なかなか言える人は少ないと思います。

不採用になっても、すべて自分が悪いわけじゃない

これまで紹介したとおりにやれば、アルバイトの面接に落ちることはまずないと思いますが、不採用になったとしてもあまり落ち込む必要はありません。全部が自分のせいではないからです。

よくあるのが、人材としては採用したいが、労働条件が合わずにやむなく不採用とするケースです。

・お店が求めている時間帯と応募者が入りたい時間帯が合わなかった
・お店として働いてほしい曜日に応募者が入れなかった
・お店は月100時間ほど働いてほしいと思っていたが、応募者は150時間働きたいと言った

こういった理由で、不採用とする場合があります。
お店と労働条件が合わない場合、どれだけ粘っても採用される可能性は低いので、すぐに諦めて他のお店を探すほうが無難です。

まとめ:働きたいお店を見つけたら、ちゃんと準備して応募しよう

サイゼリヤで店長をしていた経験をもとに、飲食店のパート・アルバイトに応募するうえで大事なポイントをまとめました。

もちろんこれをやれば必ず採用されるワケではありませんが、これから飲食店でアルバイトを始めたい方の後押しになれば幸いです。

これ以外にも飲食店でバイトを始めるにあたっての疑問点や、すでに飲食店でバイトをしている方のお悩みなどがあればぜひコメントしてください。

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