こんにちは。裏紙日記のJunです!
私は2020年の12月から米国株投資を初めて今も猛勉強しながら銘柄分析をしているんですが、決算書や財務についての読み方が全然わかりませんでした。笑
なので先ほど本屋さんに行き、初心者にもわかりやすそうな【世界一楽しい決算書の読み方(大手町のランダムウォーカー著)】を購入して読んでみました。
そこで今回は、先ほど読み終えた【世界一楽しい決算書の読み方】の感想をお伝えしたいと思います。
目次
この本を読んで欲しい人
この本は下の枠内に該当する人にお勧めしたい内容でした。
普段はなかなか馴染みがない財務3表というものですが、個人投資家の方は銘柄のファンダメンタル分析をする上で、財務3表を読んで銘柄の現在の状況や将来の見通しを予測する必要があるため、是非財務3表は読めるようにするべきだと思います。
また現在就活中の方や、来年就活を控えている学生の方にもお勧めしたいです。財務3表にはその企業のお金の使い方や利益の出し方などが書かれています。そのため将来勤務する会社の財務3表を見ることで、会社のことをより深く知ることができ、周りの就活生とも差をつけることができるかもしれません。
こういった理由で、簿記を受ける人はもちろん、始めたばかりの投資家の方や就活生にも一度目を通して欲しい内容の本でした。
この本の内容
この本の内容をまとめたものが下枠となります。
この本の内容は、財務3表という言葉の意味からわからない人に向けた財務3表の説明、読み方を解説したものでした。
実際のいろいろな企業の財務3表を見て、業種や業態によってどのような違いがあるのかをクイズ形式で出題され、キャラクターが対話式にそのクイズ考える部分もあり、読み方・考え方の動線も学べる内容でした。
この本を読むメリット・デメリット
この本を読んで感じたメリットとデメリットを紹介します。
一番よかったと思う点は、キャッチーな図解が多く財務3表についてわからなかった自分にも視覚的にわかりやすい内容だった点です。
財務3表は、初めて見る人にはなかなか理解が難しいものです。なので初めからレベルの高い本を買ってしまうと難しくて諦めてしまう人も少なくないと思います。
そのようにならないために、会計の勉強の1冊目にはわかりやすい図解が多いこの本はお勧めです。
図解がわかりやすいだけでなくどの企業の財務3表かを当てるクイズ形式もあり、そのクイズの中で対話式に学べる部分もあり、読み方・考え方も学べる内容は良い点でした。
この本を読み終えて、実際に自分でとある企業の財務3表を調査してみましたが、細かい部分はほとんど理解することができませんでした。
そのため、この本だけでは実戦につなげることは難しく、あくまで入門書として抵抗なく会計の世界に入るための本だという認識です。
また、財務3表クイズの内容はイレギュラーな問題も多く、このクイズは確認問題として易しい難易度の方がよかったのではないかという感想でした。
ただ、財務3表の知らない人に「財務3表を読むとこんなことがわかるよ。」「業種や業態によってこんなに違うんだよ。」ということがわかるので、財務3表がどんなものかを知るためにはとても良い本だと感じました。
まとめ
この本を一言で表すと、「会社の財務を読むための入門書として抵抗なく読めるレベルの本」です。
タイトルにも「世界一楽しい」とある通り、図解が多くて内容は非常にわかりやすかったです。
ただ、この本だけで財務3表が読めるようになるということは難しいと思いますので、一度書店でパラパラっと眺めてみて自分にあっているレベルなのかを確認するのが良いかと思います。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました*
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