裏紙日記
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4.米国株投資

【$TSLA】EV銘柄の急騰した株価はこの先どうなるか?

こんにちは。裏紙日記です。

最近ビットコインの相場が乱高下しているようで皆さん混乱しているようですが、やはり2020年から2021年にかけてのメガトレンドは電気自動車だと思います。

特に、【$TSLA】の2020年の急騰っぷりは驚愕でした。
バッテリーデーで一度株価を下げていますが、その後もあそこまで伸びきるとは思いませんでしが。

そんな【$TSLA】ですが、今からでも参入すべきか、今からだともう手遅れなのかと不安な人も多いのではないかと思います。
そこで、電気自動車全体の市場を調査して、私なりにこの先のEV銘柄、特に【$TSLA】を買うべきかどうか考えてみました。

結論は最後に書いています!
すぐにみたかったら一番下までスクロールをお願いします!

まずは電気自動車の市場についてまとめていきます。
これを読んで電気自動車が今どの程度の立ち位置で、今後どこまで市場が大きくなっていくのかを理解してもらえたらと思います。

電気自動車の市場の理解

ここでは、電気自動車の市場についての3つのポイントを理解してもらえたらと思います。

  • 現在、電気自動車はどれだけ走っているのか?
  • 電気自動車市場はCAGR〇〇%で成長していくのか?
  • 2020年上期の電気自動車シェアはどこが多いのか?

まず、現状電気自動車がはどれぐらい走っているかをご存知でしょうか?

Report ocean.comの「電気自動車の市場調査レポート」によると、
2019年の段階で、世界全体を走る電気自動車の総数は、約328万台と推定されています。
ちなみに、ガソリン車などを含めた全自動車数は9000万〜1億台と言われています。
なので、世界全体で見ると現在電気自動車は3%程度しか走っていないとわかります。

これをみて、思ったより多いと思ったか、少ないと思ったかは人それぞれですが、基準として現状の電気自動車の立ち位置を覚えておいて欲しいです。
ちなみに、日本の電気自動車の割合は1%程度と言われています。
日本より環境意識の高い北欧や欧州で電気自動車の普及率が高いようです。

現在の電気自動車の立ち位置がわかったところで、電気自動車市場はCAGR(年平均成長率)何%で成長していくのでしょうか?

こちらもReport ocean.comの「電気自動車の市場調査レポート」によると、
2019年で約328万台と推定された世界の電気自動車総数は、
2026年に約1249万台に成長すると推定されています。
これを見ると、7年間で電気自動車市場は約3.8倍に成長するとのことです。
これは、年平均成長率で約20.5%になるそうです。

この20.5%という年平均成長率は驚くほど大きい数字ですが、皆さんの印象はいかがでしょうか?

私は、思ったより低いかな?という印象でした。
それは、10年に1回あるかというほど注目を浴びているメガトレンドであるなら30%ぐらい成長しているのかなと思ったからです。

しかも、2026年までは着実にCAGR20.5%で成長していき、生産台数は毎年増えて行ったとしても、価格はどんどんリーズナブルになると考えられるので、それ以降の市場の成長率は鈍くなっていく傾向になるのではないかと想定しています。
もし、数年後に市場の成長の鈍化が見え始めてきたら、すぐに株価の上昇は止まって弱気になると思うので、2023年〜2024年ぐらいで割高の状態だと少し危険になるのではないかと感じています。
まだ心配する時期ではないと思いますけどね。笑

では3つ目、現在の電気自動車のシェアはどこが多いのでしょうか?
SNEリサーチの「2020年7月 Global EVs and battery Shipment Tracker」の世界電気自動車市場2020年(1-5月)販売TOP10によると、TESLAが圧倒的な数字で販売数を伸ばしているとわかりました。

Report ocean.comの「電気自動車の市場調査レポート」によると、電気自動車の総数は2019年の328万台からCAGR20.5%で成長するとの推定でしたので、2020年は1年間で70万台程生産されるとの見通しだとわかります。
そのように考えると、TESLAの12.5万台は世界の平均生産数の約20%に達するとわかります。
ここまで見ると電気自動車におけるTESLAの凄さが目に見えてわかります。
他にも、これを基にどこがEVに注力しているかを覚えていってもらえたらと思います。

この章での内容を理解していただけたでしょうか?
内容を下にまとめておきますので、おさらいに読んでいただけたらと思います。

  • 現在走っている電気自動車は全自動車数の約3%
  • 2026年までCAGR20.5%で成長する見通し
  • 電気自動車の生産市場はTESLAが約20%を占める

では次に、【$TSLA】が今買うべきかを考察します。

電気自動車市場から【$TSLA】を考察

現在の【$TSLA】のチャートを下に掲載します。

finviz dynamic chart for  TSLA

私の考えでは、【$TSLA】はまだ参入できると考えています。
その理由を下にまとめました。

  • 投資家心理がまだ強気で楽観的な印象だから
  • $TSLAが電気自動車市場を牽引するから
  • これからPERは下がっていくから

まず、1つ目の理由が投資家心理がまだ強気で楽観的に感じるからです。
これから参入しようと考えている「外側の人」は、今のチャートやPER(株価収益率)などを見ると「もうこれ以上伸びないんじゃないか?」と弱気になってしまうと思います。
では逆に、もし2020年11月頃の$400の時に買っていたと想像すると、今売ろうと思うでしょうか?
私であれば、まだ売りません。
日に日に高値を切り上げていて、ここまでの規模の銘柄になってもなおCAGR50%で成長している銘柄を悪い決算をしたわけでもないのに売るわけがありません。

このように考えると、「外側の人」だけ不安になっているだけで、すでに保有している「内側の人」は楽観的に持っていると感じています。
株価の下落は、「内側の人」の売り圧力が強くなった時に起こるものなので、「内側の人」がまだまだ楽観的なうちは上がっていくのではないかと私は考えています。

2点目が、TESLAがこれから電気自動車市場を牽引していくリーダーだと思うからです。
これから電気自動車の時代が始まり、その時代の先頭を引っ張っていく企業の株価が下がっていくとはなかなか考えられません。
2020年の株価の急騰は上がりすぎとの見方もありますが、それ以上に投資家の期待・応援が大きく、これからの時代の幕開けで下がることはなかなか考えられません。
そのため、期待を裏切らない決算を続けているうちは上昇していくのではないかと考えています。
ただ、逆にいうと雲行きが怪しくなったときは、膨れ上がった期待が崩壊することも考えられるので、小さな違和感にも注意していてください。

3つ目の理由は、これからPERが下がっていくと考えられるからです。
皆さんが買いに踏み切れない理由は、ここまで大きくなってしまったPERだと思います。
2021.1.5の段階でPERが703倍ですからね。笑
こんな数字聞いたことありません。笑
ただ、数字に騙されてもいけません。

PER = 株価/一株当たりの純利益 で表されます。

ここで注目して欲しいのは、【$TSLA】は2019年まで赤字が続いていた銘柄でした。
今はまだやっと黒字に転換したというタイミングで、そのタイミングに株価が急騰してしまった。
そうなってしまうと、分母が小さく、分子ばかり大きくなってしまった状態でPERが703倍となってしまったのです。
次の決算で大きな利益を出した場合、PERは何分の1にも小さくなり今ほどの割高感はなくなると思います。
そのように考えると、PERを見ると超割高に見えている今がもしかしたら割安なのではないかと考えています。

ここまでの内容を下にまとめました。
私の考えでは【$TSLA】は買ってもいい銘柄だと思います。

【$TSLA】を買ってもいいと考える理由

  • 投資家心理がまだ強気で楽観的な印象だから
  • $TSLAが電気自動車市場を牽引するから
  • これからPERは下がっていくから

まとめ

今回は電気自動車の市場について、現在の立ち位置と今後の成長の見通しをまとめたうえで、電気自動車筆頭銘柄の【$TSLA】をこれから買うべきかを考察しました。

結論としては、超割高に見える今が実は割安ではないかとの考えで、買ってもいいと考えています。

ただ、バッテリーデーの時にもわかるように、投資家の期待を裏切った発表があると株価は簡単に急落すると思います。
買ってもいい銘柄だとは思いますが、リスクも大きい銘柄なのは間違いありませんので、自分でリスクと向き合って判断してもらいたいです。

ここまで長文を読んでいただきありがとうございました*

才能人応援哲学者
Jun
温泉や散歩が好きで1人でよく哲学者しています。笑 ブロガーさんを中心に、頑張ろうとしている人を自分ができる範囲で1人1人支える活動をしています。 自分を応援してくださる人が増えたらやりたいことがあるので、ぜひメッセージしてあげてください笑
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