こんにちは。
裏紙日記では、
話題のトピックから考えた自分の考察を書いたり
毎週一冊は本の感想を書いています。
今回は、以下のような人に是非読んでいただきたいです。
- 自分に自信が持てない人
- 周りの目を気にしてしまう人
- ついだらだらした生活を送ってしまう人
この記事では、2019年2月に白血病と診断された日本を代表する競泳選手:池江璃花子選手の行動や言動から、自分が感じたことや、転用できる人生学を以下の4つお伝えします。
中でも、「自分の芯を持つこと」がそれ以下3つの根源になっていると感じた。
- 自分の芯を持つ
- 無駄なく目標に向かった努力をするようになる
- 周囲の目を意識しなくなる
- 時間を無駄にしない意識が芽生える
自分もテレビや新聞で報道される彼女の強い生き方に感動し、影響を受けました。
著名人の病気に触れる繊細な内容も含まれますが、彼女の自身のことを発信する姿勢から学ばないわけにもいかないと思ったので、彼女から学んだことをより多くの人に発信できればと思います。
目次
池江選手から得た学び
自分が池江選手の行動や言動から感じた人生哲学を紹介します。
根源:自分の芯を持つ
池江選手の中にあって最も彼女を彼女たらしめたのは、この「芯」という部分ではないのかと感じた。
彼女がずっと目標にしているのは、2024年に開催される「パリ五輪」。
世間では2020年に予定されていた東京五輪に期待を寄せられていたが、本人はパリ五輪をずっと目標にしているという。
その確固たる目標こそ、彼女の原動力になってるのではないかと思った。
池江選手のような明確な目標があると、以下のような3点で人生の質が高まるのではないかと思う。
- 無駄なく目標に向かった努力をするようになる
- 周囲の目を意識しなくなる
- 時間を無駄にしない意識が芽生える
・無駄なく目標に向かった努力をするようになる
自分の中で明確な目標を持つと、早くそこにたどり着きたいという思いと、現状から早く目標に近づきたいという思いから人は努力をするようになる。
しかも、目標が定まっていない時は何をしたらいいかわからないことが多いが、目標が明確に決まると自分に必要なことが見えてくる。
それがわかると、あとはそれを身に着ける努力をするだけでいいので、明確な目標を持つと視界が鮮明になって無駄のない努力ができるようになるのではないかと思う。
実際、池江選手も18歳にして日本人初のアジア競技大会での6冠を達成することができたのは明確な目標を立てて、それに向けた最善の努力をし続けたからではないかと思った。
・周囲の目を意識しなくなる
明確な目標を持つと、周囲の目なんて気にしなくなる。
それは、周囲の目を気にしてると何も動けなくなってしまうから。
自分が思うには、いまだに日本人の多くが安定思考で、やりたいことは若いうちにやり切って、結婚が近くなる年齢になれば安定したサラリーマンになった方がいい。という風潮が根付いていると感じる。
そのため、成功意識高く目標を持った人が現れると、出る杭を打つように足を引っ張ることが多い傾向があるのは否めない。
そうした環境が多い日本では、周囲の目を気にして生きていくことになりやすくなってしまっている。
が、やはり周囲の目を気にして行動ができないのは目標がまだ明確になっていないからではないかと思う。
それは目標を明確にすると周囲の目なんて気にしてる場合じゃないぐらい目標に向けて一生懸命になるはずだからである。
しかも、周りも最初は出る杭を打つように反対したり笑うかもしれないけど、本気度が伝われば絶対に応援してくれる。
すると、周囲の目を気にしながら努力している時よりも目標に向かうスピードが早くなるかもしれない。
池江選手はそういった人を味方につける力にも突出しているのではないかと感じた。
なぜ池江選手は病気を背負った中でもあんなにも多くの人々を味方につけられるのか。
それは、自分の全てを曝け出しているからだと思った。
病気のハンディで女性の命とも言える頭髪を失ってしまっても、その状態でメディアに出演して現状を語ったり、そんな苦しい中でも夢を語ったり。
こうした周囲の目を気にするどころか、そこまでする必要ないと思ってしまうぐらい自ら曝け出すことができるのは、彼女の芯の部分がそうしているのではないかと感じた。
このように、目標を明確にして周囲を味方にすることがゴールへの近道でもあり、周囲の目を気にしないために目標を持つというよりも、明確な目標を持てば周囲の目なんて気にならなくなる。
・時間を無駄にしない意識が芽生える
明確な目標を持つと、時間を無駄にしている自分が嫌になってくる。
一つ目の努力のところでも話したが、目標が明確だと自分に足りないものが鮮明に見えてくる。
すると、人の習性として足りていない自分への嫌気から早く努力して足りない部分を補おうとする。
そのため、鮮明になったたくさんの課題がある中で時間を無駄にしてる場合ではないと思うようになってくるからだ。
池江選手のように、それに相まって病気によって目標に向かう時間が奪われてしまうと、さらに時間への意識は強まるのではないかと思う。
池江選手はこうして病気に奪われてしまった時間にも目標に向かってやれることを見つけていったためにこんなにも早く回復し、復帰まであと一歩というところまで来れているのではないかと思う。
おそらく実際にハンディを背負った人にしかわからない、時間に対しての意識の変化はあると思うが、そういった崖側で芽生える意識には大きなパワーがあり、それが回復後に目標に迎える強いバネにもなると思う。
このように、明確な目標を持つと時間を無駄にしている場合ではなくなり、目標に向かった努力をして足りない部分を補おうとするようになる。
また、病気などのハンディを背負っても自分の芯が明確にあれば折れることなく、そのハンディをもパワーに変えることができるのではないかと思った。
まとめ
- 明確な目標のような自分の芯になる部分を持つ
- 無駄なく目標に向かった努力をするようになる
- 周囲の目を意識せず、むしろ発信して味方につけるようになる
- 時間に対する意識が高まる
以上が池江選手の言動や行動から学んだ人生哲学です。
実際にインタビューしてお話を聞いているわけではないので本人の意識、意図と多少なりとも異なる部分はあると思いますが、自分は彼女の生き方から、「明確な目標」が芯にあったためにこんなにも素晴らしい成績を修めてこれたのではないかと感じています。
池江選手が競技としての水泳に少しでも早く復帰でき、2024年のパリ五輪でも池江選手の勇姿が見られるのを楽しみにしています。